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鹿乃子……女の名前は、「かのこ」でしょうか。いかにも可愛く気取っている、というポーズ。
……詳しく書くと、日記を破きそうなくらいに怒り狂う気がします。なので、どんなポーズかは純恋の想像で。
でも、どんな特徴の女かは、私のメモも兼ねて記録しておきます。
・髪をピンクに染めている。
・フリフリの白レースがごちゃごちゃしているゴムでツインテール。
・無地のグレーパーカーに対して、ショッキングピンクのミニスカート。
足元は、写真に収められていなかったので分かりませんでした。
ホーム画面をスライドすると……今度は、私と雪乃のツーショット写真。
あ、私の写真もあるのか……という気持ち。トップ画面に表示されているアプリのお陰で、私が隠れていて。私を必死に隠そうとしているようにも見える。許せない。
という八つ当たりに近い気持ち。2つの気持ちが混濁していました。
そうそう! メールを見たら、女の苗字もちゃーんと知れました!
……しっかりと脳内に染み付いているので、わざわざ書く必要はないです。という理由で、メモはしません。
その後、すぐに雪乃は帰ってきて、彼は何も知らずにドライブをしていました。
スマホは、元の場所にちょこんと置いておいたので、バレませんでした。
帰宅してからも、「鹿乃子」のことをスマホやパソコンで、ちょっと調べました。
そしたら、住所や電話番号など、色々特定できちゃいました!
本当にちょっと、調べただけですよ?
……で、現在。この日記を書く私に至っています。
ってヤダ、私! グダグダと長文を書いてしまいました。ごめんなさい!
最後に1つだけ!
純恋は、私の味方でいてくださいね?
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