スキー合宿(※R18)

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「お、奥って……」  正直いって恥ずかしい。けれど、廉の望みを叶えたいとも思う。自分の体に、こんなふうに欲情してもらえることが嬉しい。 「……こう?」  目をぎゅっと瞑り、脚を開く。間で、下を向いていた中心が再び頭を(もた)げ始めたのを感じた。 「やばい……いきそ」  自分も廉の気持ち良い顔が見たくてそっと目を開けると、バチリと目があった。  その瞬間、顔と胸にぱたたと生ぬるいものが飛んだ。何が起こったのか分からない楓の姿を、惚けた顔の廉が見ている。 「あ」 「え......?」 「......掛けちゃってごめん」  謝られて、初めて何が起こったか理解した。オーバーヒートしそうな頭がくらっとする。そんな楓を見つめる廉も興奮した息を上擦らせている。  楓は無意識のうちに脚の間のものを隠そうとした。自分がまさか、こういうことで興奮するなんてと戸惑った。廉が放ったものが肌の上を流れる感覚に皮膚が粟立つ。 「隠さないで。全部見せて。見たい」 「……引かない?」 「全然。引いてたらこんな、ならないでしょ」  腰を引き寄せられ、廉の昂りを押し付けられる。 「あっ」 「あんまり煽んないで」 「んんっ」 「もっかい、気持ち良くなろ」  返事はキスと共に、廉の唇の奥に消えた。  
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