あとがき

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あとがき

 終わり。でごさいます(^^)  完結まで長々とお付き合いいただき、本当にありがとうございました!  ひとり黙々と書く……というのができない性分でして、完結できたのは読んでくださった皆さまのおかげだと思っています。  日々の執筆意欲をくださったことに感謝です。  翔平たち未来の姿ついては想像の余地を残して……ということで、どうとでも捉えられるようにふんわりと描写しています。それでも、明るい明日が思い描けるように書き上げたつもりです。  もともと人間関係がごちゃごちゃ(ドロドロ)している話を書きたいと考えていて、当初はもっと殺伐とした雰囲気になる予定でしたが、書いているうちに愛着が湧いたため、殺伐度は低めとなりました。  当初の予定を徹底できていたら、もっと塩っ辛い読み味、切れ味の作品に仕上がっていたかもしれません。    長編を書くとたいてい恋愛ありきになってしまうので、今回は恋愛関係よりもどちらかというと、友情に重きを置いてどこまで人物を深掘りできるかやってみました。    結果、じれじれキュンキュン青春とは程遠い何かができあがりましたが、私が書きたいことはほぼ詰め込めたので良かったかなと思います。いやでも、本当はもう少しラブを書きたかったかな……でもあの展開からはどうすることも(以下略)  願わくばみんな幸せになって欲しい。  7月に同窓会旅行へ行くらしいですね。書いた本人が言うのもなんですが、ちょっと心配。あの6人がそろうと、またなんやかんや揉めそうです。  表紙絵から得たインスピレーションがかなり大きく、いただいたイラストがなければもっとこじんまりとした作品になっていたかと思います。悩んだときは表紙絵と睨めっこして、イメージをふくらませていました。    書き終わるとホッとするけど、それ以上に寂しさが募る。  明日から私はいったい、何を妄想して楽しめばいいのか?  しばらくは別の短編を書き溜めつつ、英気を養っていきたいと思います。    私にとって書いていて楽しい、幸せな時間、大切な作品となりました。  改めまして、『オンライン・ユートピア』をお読みいただき、お礼申し上げます! 2023.3.20
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