ルイ•サイドⅠ
4/4
読書設定
目次
前へ
/
212ページ
次へ
いや……違うか。 薫に興味を覚えたのは、その姿を一目見た瞬間。 軽やかに宙を飛びまわる蝶のように、着物の袖を翻していて駆けていく姿を見たときだ。 結いあげられた黒髪が乱れるのもかまわず、大きな黒い瞳を輝かせているこの蝶を、わたしの手のなかで遊ばせてみたいと。 ふと、そんなことを思ってしまったからだ。
/
212ページ
最初のコメントを投稿しよう!
1392人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
12,593(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!