episode⑥

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「いつもと違う香りを纏う結愛も…っ…たまらないなっ…」 ベッドでそう唸った雅は繋がったまま私を抱え起こす…はぁ…ぅっん…彼が私の最奥を強く刺激し、彼の首に巻きついて自分の体重を逃がすが、すかさず彼が下から突き上げる…ふぅ…ぁん… 「雅も…ローズが香る雅も…好き…」 「ゆぅ…お前っ…ここで煽るか…っ?」 喉を鳴らした雅は下から突き上げるだけでなく、私の腰骨辺りを掴んで前後に動かす…ひゃっ…っん… 「も…無理…って…っぁ…あっ…」 「せっかくのバースデーナイトだ…もう少し頑張れよ…結愛っ」 「…っ…ぅっ…3回も…頑張っ…たぁん…」 「リングだけ身につけて…ぅ…エンドレスだな…っ…」 「なっ…わけないんっ…」 声が出そうなのと、飲み込みそうなのと…相反する感覚に同時に襲われ呼吸が乱れる。雅の呼吸も乱れていることに満足して、息を整えたいと少し気を抜くと…グルッ…ぁん…ぅっん…ローリングの突き上げに繰り返し襲われ…広がる快感に体も脳も支配されるともう身を任せるしかない。 「ん…いいぞ…結愛…」 「はぁ…ふぅ…ぅっ…ん…も…ぉっ…ぁ」 彼の首に巻きつけた腕にも力が入らない…全てを雅に預けて私は意識を手放した。
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