探偵 開けてはいけない扉

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3警察から探偵へ  Xは悔いていた。  Xは頭脳明細の反面、身体能力が低いという短所もあった。そんなXの短所がむき出しになったのはある日のことだった。   一人前の警察官になったXと大月は複数犯を追っていた。犯人たちは二手に分かれて逃げた。Xは片方についていったのだげ、先程のとおり、 Xは身体能力が高くないため、しばらくすると逃げられてしまった。  そして、何よりXの心を傷つけたのはその逃げた犯人が、大月に追われている犯人を助けるために暴れ、大月と同じような死傷者を出した。  この事実で、何よりXを苦しめたのは、大月の失敗を全く生かされていなかったということだった。
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