愛のカタチがセカイを救う

「そうなの？ママはどこにいるのかな？

それであなたは猫なの？ユニコーンなの？」

「猫？

ユニコーン？

なぁにそれ？

ワタチはリリーだよ。

おねえちゃんはだぁれ？

ママはもうすぐワタチを迎えくるよ。」

「そうなのね。リリーちゃんって言うのね。

私はきららよろしくね。

リリーちゃんのママ早く来てくれないかなぁ。」

「リリーね。おままごとすきなの。

おねえちゃんは、赤ちゃんの役ちてね。

リリーは、ママの役すゆからね。」

そう言うと、リリーは翼の中からおままごとの玩

具を出してきた。

哺乳瓶、オムツ、ガラガラ、抱っこ紐だ。

おままごとなんて何年もしていないが、とりあえ

ず赤ちゃん役をするをする事にした。

「バブー。バブー。アンギャー。アンギャー。」

とりあえず泣き続けた。

「アンギャー。アンギャー。」

「ヨチヨチ。ワタチの可愛い赤ちゃん泣かないで。

今、ミルクあげましゅからね。」

と玩具の哺乳瓶を無理やりきららの口に押し込ん

だ。

（痛た！子供の子守りも大変だわ。)そう思った瞬

間。