6人が本棚に入れています
本棚に追加
「「「マジ!?その方法は!?」」」
今まで項垂れてた3人ががばっと顔をあげた。
「これだよ」
アキトが出したのは一枚の封筒。封筒にはグレープの校章が付いている。
「何これ。やっぱりアキト君狂った?」
「この封筒が奴を外に出す方法?冗談きついぜアキト」
口々にあれこれいうユマとラルドを横目にケンヤだけ封筒をじっと見て口を開いた。
「これってもしかしてパルデア地方にあるグレープアカデミーの入学案内?」
「ケンヤ君正解。」
「グレープアカデミーって…確かめっちゃ歴史のある名門校じゃ。」
「オレでも知ってる学校だな。つーかなんで入学案内持ってるんだ?」
「モモ(妹)の名前使って取り寄せたんだ。此れを使う」
「使うって…あいつの脳みそで入れるのか?それよりサクラさんに許可取ったのか?」
「サクラさんもOK出してくれた。奴の脳みそ信じるしかない。噂によると名門校だけど最低限のポケモンに対する知識があって問題児じゃない限りは入れる学校らしい。卒業は知らん」
「へぇ。まぁ入れてしまったモノ勝ちってやつかしら。」
「そういう事」
ー一週間後ー
「(今日の母さんは何処かおかしい。なんかオシャレしてるし、家の中めっちゃ奇麗にしてるし、念入りに家に居てねと言ってたしおまけに部屋内に見張り(サーナイト)を置く徹底ぶり…
嫌な予感しかしないんだけど!一体何が起きるんだ…)ねぇサーナイトさんこれから一体全体何が起きるんですかね?」
「サーナ。」
「教えない?あ、そう。」
最初のコメントを投稿しよう!