1人が本棚に入れています
本棚に追加
コロナウィルスが変異する毎に弱毒化して宿主である人間たちを無闇に殺さず生かしておいて油断させ巧みに感染を広げている。実際、感染拡大しているのに政府は行動制限しないし国民は行動を自粛しないから年末年始にかけて帰省ラッシュ、Uターンラッシュが起き、初詣の参拝客で神社仏閣が賑わい、観光地も観光客で賑わったからクラスターのリスクは避けられない。こんなことでは冬の間、高止まりが続いて第8波は収束せず病床逼迫して医療崩壊し、入院出来ず治療を受けられない患者が増大し、死者が増え続けるだろう。実際、それが原因で増え続けている。
マスコミも正月の間、大幅に検査数が減っていることを伝えることなく減少した新規陽性者数だけ伝えるから国民を感染拡大していないようにミスリードして結果的に油断させる。
正月が終わった今、僕はクラスターが各地で起きていると思うから今は感染リスクが非常に高い時期と見て外出を控えている。
季節性要因で春になれば収束すると思うが、高い水準で下げ止まり、その為、夏になれば第8波以上の規模で第9波が襲来し、夏の間、高止まり、秋になれば収束するも高い水準で下げ止まり、その為、冬になれば第9波以上の規模で第10波が襲来するという具合にどんどん酷くなると思う。
しかし、検査数は非常に少ないレベルで抑えられているから新規陽性者は、例えば実際には10万人以上いても検査数が2万なら公表数は2万人を超えることはない。だから人々は油断し続け、どんどん酷くなる一方になると思うのだ。
多くの人は恐ろしい後遺症のこともよく分かっておらずコロナは只の風邪と高をくくっているから猶更だ。
ロングコビッドに苦しむ人は、感染者全体の1割程度とは言え、そこもコロナウィルスが巧みに人間たちを油断させている点で塵も積もれば山となるで確実に蓄積されているのだ。このままではとんでもないことになると恐れない方がおかしい。
かと言ってどうすれば良いのだろう。本来なら検査隔離を徹底的にやって感染拡大防止に努めなければならないが、日本はコロナ禍になって端から怠り、今に至って付けが回って感染者数が一週間当たり世界ワーストワンになるなどピークの時期以外も高止まり下げ止まりが続いて徒でさえ医療従事者が不足気味なのに感染したり疲労困憊したりして離脱者が続出して更に足りなくなり、隔離施設も端から十分用意されていないので仮令、検査隔離を今から徹底しようとしても遅きに失すといった感じ。そんな中で経済を回すしかなくなって強引に回そうとするものだからゆくゆくはロングコビッドに苦しむ人も死者も増大して益々回らなくなる。
中国も経済を回そうとしたものか、ゼロコロナ政策が破綻し、感染爆発を起こした。で、世界の工場たる中国の経済が疲弊したら世界経済も疲弊する。おまけに中国は少子高齢化が進んでいるから衰退の一途を辿る蓋然性が高い。呉越同舟ではないが、もろに煽りを食う日本も衰退の一途を辿る蓋然性が高い(こう見るのは私がペシミストだからだろうか?)。そして日本の方がコロナ感染率が遥かに高いし、もっと少子高齢化が進んでいる上、地震大国で而も南海トラフ大地震が遠からぬ将来、起きることが予測されているにも拘わらず政府は老朽化した原発を再稼働しようとしているし、物価高騰、実質賃金低下が進みスタグフレーションに見舞われ、且つ教育費養育費に予算を当てなければ子供を育てられないから出産した世帯に50万支給するとしたところで出産費用にしかならず対症療法と言う他はない有様で女性は子供を産む気にならないから少子高齢化対策にはならないばかりか教育費のみならず社会保障費を削減してまで何のクソの役にも立たないどころか迎撃不可能な攻撃に備えアメリカの退役した兵器をアメリカの言い値で買わされる訳だから、どんだけ愚かでドジで間抜けかっていう話で態々大損して自滅しようと防衛費を倍にしているようなもので、それを増税して賄って国民の金をドブに捨てようとしているし、異次元金融緩和を続け国債をしこたま溜め込んでいた日銀が遂に円安を防ぐことを優先して利上げして国債価格下落、円信任低下、国債利払い増大を招き、且つ約1400万世帯借りている住宅ローンの金利も上がってこれから破産者が続出し、不動産価格が大暴落して更なる大不況に陥るだろうから国民を益々危険に晒し貧困に追い込みながら早期に滅びる蓋然性が高い。それに日本の場合、とても敵わない中国に対して軍備増強して挑発している訳だから中国自体に滅ぼされ兼ねない。
全く以て今の日本政府はやる事なす事ドジで愚かで間抜けでどうしようもないが、それはそうと中国がくしゃみをすると、世界が風邪をひく式に世界的に見て嗚呼、猛威を奮うコロナウィルスに全人類は負けてしまうのだろうか!?そうペシミズムであること夥しく危機感を募らせる私を余所に妻はコロナ後遺症で髪が抜け落ちて尼さんみたいになったというのに鬘を被って張り切って生きていて大丈夫、人類はペストに対してもスペイン風邪に対しても滅びなかったし、それらに比べればコロナウィルスなんか大したことないし、少子高齢化だって何とかなるし、大地震なんて起きるかどうか分からないし、幾ら何でも戦争なんて起きっこないもの、とエビデンスなく至って楽観的に考えているのだ。
因みに妻の鬘は強力両面テープでつるつる頭にしっかり貼り付けてある。而もおめでたいことに色んな髪型の物を代わる代わる被って楽しんでいる。そのように妻は頭に楽観主義がしっかり貼り付いているのだ。
私も妻に肖りオプチミストになりたい。その楽観性を少しでも分けて欲しいと思った次第である。
最初のコメントを投稿しよう!