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3.雉始雊 (きじはじめてなく)
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わたし:雉始雊(きじはじめてなく)とはオスのキジが鳴き始めるという意味です。
なぎさ:春が近づくと雄が鳴き出すってことかぁ。
わたし:わたしはもう泣きません。
インスタグラムとYouTube(どちらも「シトロン@葛飾」で検索してください)に投稿していますが、最近、ぼっち線と称して京成金町線に似た短い路線を辿っています。
なぎさ:そうみたいね。手間が掛かるから、ここの更新も疎かになってる。
わたし:すみません。で、それらではあまり語れなかった画像を紹介したいなと。
なぎさ:語りたいんだ。まあ、そういう年なのかな。もう昔の歌手を出してるし。
わたし:京急大師線の港町駅には美空ひばりのかなり大きなパネルがあるんですが、いいなと思ったのはこっちです。
なぎさ:おしゃれだねー。港町十三番地だっけ、その楽譜なのかな。
わたし:改札口の外から撮ったにしては悪くない構図だと思うんですよね。
川崎大師の五重塔です。六角形のところが中国風で、いいなと。
なぎさ:せっかく六角形にしたんだから、カチャカチャ回って欲しいな。
わたし:トランスフォーマーですか。そういうテーマパークもいいですよね。昔の映画をネタにしたものばかりじゃあね。
夜来の雪時折落ちる思い出
なぎさ:そっかー。しんみりしてたら、ドサドサ落ちるんだ。
わたし:年の分だけ屋根に積もってますから。
わたし:流鉄の小金城址駅からの雨の風景です。この駅が唯一のすれ違い駅だから、単線と複線のポイントが見えるでしょ。
なぎさ:そうだね。柴又駅と同じかな。
冬に会い春に別れるバンドかな
わたし:ギターとボーカルがケンカしたのかな。
なぎさ:音楽性の違いって、つまり人間性のことだからね。
わたし:じゃなくて、この雨にけむった感じがいいなって。
こっちは帰りの江戸川です。雨は上がってたけど、まだけぶってる。ぞくぞくするほどいいです。
早咲きの菜の花もあちこちにあって、いい感じでした。
なぎさ:菜の花って花の時季長いよね。
春近し小寒のうちに告げに来る
わたし:季重なりなのはな確信犯。
なぎさ:あはは。
わたし:西武豊島線を訪ねた時に練馬駅を撮ったものです。
なぎさ:このアートフィルターだと事案になりにくくていいよね。てか、そういうことじゃなかった?
わたし:いえ、要はそういうことかもしれません。
東武大師線の大師駅のホームです。終点駅らしい感じです。
なぎさ:終点駅って言うけど、1駅しかないんでしょ。
わたし:そうなんですが、屋根がアーチを描いているところがターミナルっぽいんじゃないかと。例えばモネがパリのターミナルの一つのサン・ラザール駅を描いたものを見ると、
あれ? アーチじゃなかった。
なぎさ:だいじょうぶ?
わたし:パリのメトロだったかな。
なぎさ:地下なら、まあるくするのは当たり前だよね。まあ、気にするな。終点駅っぽさは伝わったから、たぶん。
行き止まりまた出て行く春を待つ
くじけるなってことで。
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