不老不死の勇者

豊かな町、レグノーラン

「とりあえずシアの店に向かおうか」

「はい！‥‥あら？あれは何かしら、広場で何かやっているわ」

人が集まっている広場へと目を向けると、大道芸人達が芸を披露していた

「あぁ、あれはカレンサーカス団の人達で、よくあそこの広場でよく芸を公演してるんだ」

「そうなのですね！あれは何ですか？あ、あれも気になります！後それもこれもどれも！」

シアは賑わう町に興奮を隠せず、一向に店へと向かう気配がなかったので町の案内をすることにした

「はは、それじゃあこの町の案内するよ、まず町の門を抜けてまっすぐ行くと中央広場がある」

「そして左が商業区、主に生活品などが売っていて、置いてない物がほとんどないと言われるほどの規模なんだ」

「右が工業区、家や建物を建てたり、飛行船や道路の舗装など作っているんだ、なんか噂では車？とか言う乗り物も出来るらしい」

「俺達が門を抜けて歩いていた場所は居住区で住民が住み、旅人が宿を借りたりするところなんだ、まだまだ発展途上で住民より旅人の方が多い現状かな」

「最後に上は港区で、他の町や国との貿易を船で行ったり海に出て釣りなんかしたりしてるんだ」