2人が本棚に入れています
本棚に追加
「へぇ〜、そうなのですね、うぅ‥‥見て回ってみたいところがありすぎて目が回りました‥‥‥」
「はは、それじゃあ俺の行きつけの釜の宿に行こう、そこのご飯はとっても美味しいんだ」
「わぁ〜!ぜひ行きましょう!お腹が空いてきました!」
こうして2人は宿へと向かった
〜居住区・釜の宿〜
「こんにちはおばさん、ご飯食べに来たよ!」
「おやクレスかい、あんたまた荒くれ者案内したね?まったく、人手が増えるのはありがたいけど曲者ばっかで大変だよ!」
そう言いながらにこにこしたおばさんがお店の奥から出てきた
「ごめんごめん、でもおばさんは頼りになるからついつい、ね」
この人は昔、レグノーランの北にある王宮の近衛騎士団長をやっていた凄腕のおばさんだ、普段は朗らかな人で滅多に怒ったりはしないのだが、決まり事を3回破ると天候が変わってしまうほどの怒りが飛んでくる
「おや?その子はどうしたんだい?まさかあんた、ついにその気になったのかい?」
「あはは、まぁそんなとこ、この子はナターシア、今度この町でお店を開くからおばさんも来てね」
「初めましてナターシアです、彼の言う通り商業区の方でお店を開くのでよろしければご来店下さい!」
最初のコメントを投稿しよう!