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魔石屋クリスタルへようこそ!
釜の宿で雑談を交わし、ご飯を済ませた2人は本来の目的であるシアの店に向かった
「ふぅ、あそこのお料理はとても絶品でした!これから通えると思うと嬉しいですね!」
シアは嬉しそうに小さくガッツポーズをとっていた
「はは、喜んでもらえて何よりだな、ところでシア、そういえばどんなお店をやるのか聞いてなかったんだが、聞いても良いか?」
「はっ!そう言えば全くもって言ってなかったですねすみません、私が経営するのは魔石を扱うお店です!」
「へぇ魔石屋か、凄いな!」
それもそのはず、魔石屋は貴族や裕福層に人気なお店で逆に言ってしまうと高価な買い物のため、ここら辺で出すには結構博打なところがあった
「はい!実は積んである魔石、お爺ちゃんのコレクションだったんですけど、今はもう亡くなってしまって売ってしまおうと思ったんです」
「そうだったのか、ちなみにどのくらいあるんだ?」
シアはニコリと答えた
「国が四つほど買えます!」
‥‥‥‥へ?四つ?四つって言った?
「えっと、シアさん?聞き間違えじゃなければ「四つです!」
遮るように自信満々に即答だった、マジかよもう仕事しなくていいのでは?
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