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勇者様は超人!?
「はーい、それじゃあおじいちゃん、クレスお兄ちゃんまたねー!」
リクはそう言うと手を振りながら帰って行った
「ほっほっ、クレスさん、また鍛錬ですかな?」
「あぁ、日課だからな、それよりジェス、またガリガリになったなぁ!昔はゴリゴリのマッチョだったのに笑えるな!」
クレスは腹を抱えながら笑い、おじいさんは顔を赤らめる
「ちょっとクレスさん!笑いすぎですよ!これでもクレスさんみたいとはいかないですが、健康に気を使って散歩やら筋トレやらしてるんですから!」
「はは、悪い悪い、それじゃまたな、ジェス」
クレスはそう言うと手を振りながら歩いて行く
そう、お気付きだろうがクレスとは仮の名で、500年前の勇者、クレイドルなのだ
彼は何故か不老不死で生きている、魔王が攻めてくる遥か昔から生まれていて、謎が多いのである
「さて、やりますか」
クレスは何もない平原にやって来た、ここは町から遠く離れていて、普通の人が歩いてくるだけでも3日はかかる場所だった
しかしクレスは全力疾走で10分程で到着した
「本日のメニューは、腕立て腹筋スクワット100万回、10万キロマラソンに武術の特訓か‥‥‥最近メニューが軽くなって来たからもうちょい増やそうかな‥‥‥?」
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