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「そいつらならあと半日は起きないだろうぜ、あんたも同じ目にあいたくなければこいつら連れてずらかりな」
盗賊のリーダーの後ろに瞬間移動のように近づき、首元に平手を添えていた
「は、はひ!!申し訳ございませんでした!!」
「よーし、それじゃ金か食糧に困ってるなら釜の宿って店がこの先の町にある、そこを訪ねろ、クレスのねぐらってのが合言葉だ」
「わ、分かりました!!」
そう言うと盗賊のリーダーは仲間達をまとめて退散していった
「お嬢さん、怪我はないかい?」
「は、はい、危ないところを救って頂き、本当にありがとうございます!お礼なんですけど‥‥‥」
彼女がバッグから物を取り出そうとしたが、それをクレスが止める
「おっと、そうゆうつもりで助けてないからお礼なんて不要さ、それより町に行くんだろう?良かったら護衛も兼ねて案内するよ、クレスだ、よろしく」
「あ、ありがとうございます!私はナターシアと申します」
「それじゃあナターシアさん、行こうか」
「はい!」
ナターシアは馬車に戻り、クレスは荷台に乗り込み進むことにした
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