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「あ〜、一時はどうなるかと思ったけど、予想より早く終わってよかったぁ~」
「定時まで、何して時間潰すかなぁ」
「いい仕事したいっていうのは分かるけど、無茶が過ぎるよなぁ、ウチの上司たちは!」
「でもさ、バイトくん? が、一番メンドーなのやってくれるって言ってくれたし」
「おれらはその、美味しいとこ取りしてやりゃあそこそこいい給料貰えるんだし」
「いやぁ〜、優秀なインターン様々だねぇ」
「――本来、その『優秀』であるべきなのは」
「っ」
(!)
一塊となってぞろぞろと歩いていた集団に向け、不意に投げかけられた言葉の鋭さに、無駄話に興じていたその足がぴたりと止まる。
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