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「……ハジメテなのに、ごめんね?」
クローヴィスはそう謝罪してくるものの、その表情にはごめんというような感情は一切こもっていない。
欲情し、マーガレットのことを捕食しようとする雄の目だ。
それがわかるからこそ、マーガレットは首をぶんぶんと横に振りながら「いや、いやぁあっ!」と声を上げる。
(一回我慢すれば、それで済むと思ったのに……!)
二回目なんて、聞いてない。
マーガレットはそう思うのに、クローヴィスの熱杭がマーガレットの花芯の裏側をこするたびに、無意識のうちに蜜壺を締め付けてしまう。身体の中をまた愉悦が支配し、微かな快感を確かな快楽へと変えていく。
「……どうせだし、マーガレットも気持ちよくなって」
そして、クローヴィスはそう告げるとマーガレットの胸の頂を、軽くつまむ。かと思えば、痛いような痛くないような。絶妙な力加減でぐりぐりと刺激をしてきた。
「ぁああっ! あんっ!」
「気持ちいいんだね。……ナカ、ぎゅって締まったよ」
胸の頂と蜜壺が与える快楽にマーガレットが喘いでいれば、クローヴィスはそう告げたかと思うと、その唇に口づけを降らせてくる。触れるだけの軽い口づけを何度も何度も与えられ、マーガレットの思考回路がとろけていく。
「本当にごめんね。……明日、立てなかったらごめんね」
何度も何度も謝るのに、マーガレットの最奥を穿つ彼の腰遣いは容赦がない。しまいには、マーガレットの片脚を抱えながら、マーガレットの奥の奥を突いてくるのだからひどい話だ。
「いやぁああっ! も、もっ!」
「もう、無理?」
そう問いかけられ、マーガレットは首をぶんぶんと縦に振る。けれど、クローヴィスが解放してくれる素振りなどない。ただ「じゃあ、一緒にイこうか」と言うだけだ。
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