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その後、彼は熱杭でマーガレットの花芯の裏側を入念に刺激してくる。さらには奥の奥を穿ち、胸の頂をも刺激する。
そうなれば、もうマーガレットに抗う術などない。
「ぁ、ああんっ!」
部屋の外にまで漏れるのではないかというほど大きな嬌声を上げ、マーガレットは達してしまう。それとほぼ同時に、またマーガレットの蜜壺の最奥に熱い飛沫が放たれた。……また、クローヴィスが達したらしい。
「……ぁ、っはぁ、はぁ」
これで、終わるのだろうか。
そう思いマーガレットがぼんやりと天井を見上げていると、半ば無理やり身体を抱き起される。それに驚き目を見開いていれば、気が付けばマーガレットの身体はソファーに腰掛けるクローヴィスの上に載っていた。
「……ふぇ?」
「まだ、もうちょっと付き合って」
クローヴィスはそう呟き、マーガレットの身体を今度は下から突いてくる。自らの身体の重さの所為なのか、先ほどよりも奥に熱杭の先端が当たってしまって、何とも言えない快楽が身体中を襲う。
「ぁああっ、あんっ!」
思わずクローヴィスに抱き着けば、彼は顔を少しずらしマーガレットの胸の頂を加える。そのままぬるりとした舌で舐め上げられてしまえば、マーガレットはもう絶頂から戻ってくることが出来そうになかった。
(いやぁああっ!)
内心ではそう叫ぶのに、口からは快楽に惚けたような嬌声しか出てこない。もう、本当におかしくなる。
そう思いながら、この日マーガレットは何度も何度も絶頂した。
――戻ることが出来なくなる。
そう思うほどに――身体中を愉悦が駆け抜けていた。
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