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プールでの体験
二人は体操が終わり、水を体に慣らした後、一緒にプールに入った。
喋りながら適当にプールの中を歩いていた。水深は胸くらいまでの深さだったため、歩きにくいということはなかった。
晴夏「ごぶ、た、たすけ、、、。」
美麗「ん?どした?晴、、、、、夏、、、。」
気がつくと泳ぎが得意な晴夏が溺れていた。自分より水深は低いはずなのに、、、。
美麗はとりあえず晴夏を助け、先生に話した。
先生は足がつって動けなくなったのだろうと言って、心配した。
でも、美麗は晴夏が足をつって助けを求めてないように思った。なぜなら、晴夏がずっと震えながら、ずっと同じ言葉を呟いているのだ。
晴夏『助けて、助けて、助けて』
と――。
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