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俺は大笑いする。
「屋外でかよ!」
エリナは抱きついたまま、恨めしそうな視線を俺に向ける。
「ああ、もう…そんな顔するなよな。正直、お前が初めてだっていうのを聞いて動揺したし、それを俺にくれようなんて。男だし、嬉しかったけどな」
エリナが、俺を抱き締めている腕の力を強めた。「ひっく」と一回しゃくりあげる。
「お前はバカか。そういうのは相思相愛の相手のためにとっとけ。俺なんか…俺の初めてなんかなぁ、ひどいもんだったんだぜ?お前には言えないけど」
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