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その晩、面白いYouTubeをみつけたから弟に話していた。
「なんか兄が妹のスマホぶっ壊してサプライズとして
iPhone13あげるーみたいな。で母が私にもかってや~
つったら母を蹴りあげてiPhone13もこわすっていう。
ね、面白くない??」
僕が熱心に語っていると、弟は険しい表情をして僕に告げた。
「楽しそうでなによりだけど話し方が下手すぎる…」
「!?」
弟にこんなこと言われる日がくるとは
第二章 は・じ・め・て・の・授業♪
いよいよ今日から普通の授業が始まる。
だが最初は先生達が自己紹介する時間だ
「Hello! My name is Yoshiro Suzuki! I'm going to start teaching you the Japanese language from today! My favorite food is ozoni.
I'm going to eat it now.」
「……」
「え、現国の先生じゃないの!?」
「なんで英語なんだよ!」
「さらっとヤバいこといってんぞ」
日本語訳すると、
『こんにちは!鈴木義郎です今日から現国を君たちに教えるよ!好きな食べ物はお雑煮!
今から食べます。』ということだ。
やっべえなこいつ!!
てかばりっばり日本の名前じゃねえか
なんで英語でしゃべったんだ
「ハハハハハ冗談だよ!みんな表情が硬かったからね。という訳でいただきます」
本気で食うのか。この学校も末だな
他の先生方も変人ばかりだ。唯一普通だったのは物理担当の藤橋先生くらいか。
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