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誠也が熱い目で
あたしを見つめながらそう言った
この頃の年の男の子に
こういう目で見つめられるのは
気持ちがよかった
何か自分が特別な
存在になったような
このうえなく
大切なものになったような
今は誠也はあたしのことを
崇めているような
目つきになっている
あたしは立ち上がって
スカートの中に手を入れた
一部始終あたしのしぐさに
誠也の視線がまとわりつく
はいていたパンツを
ゆっくり脱ぐと・・・・
すぐ近くの藁の上におく
本当は白のグンゼじゃなくて
もっとかわいいものが欲しいのに
学園の洋服は
いつも誰かのおさがりで
古い匂いがするのでキライだった
あたしは
膝のうえからワンピースの
スカートの裾を持ち上げて
序々に上にあげていく
これがあたしの秘密の遊び
ふと学園長の言葉が頭にうかぶ
「 純潔 」
こういうことをする
あたしは穢れているのだろうか?
こんな所を大勢の
男の子に見せている自分は
他の女の子とはちがうのだろうか?
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