660人が本棚に入れています
本棚に追加
/1105ページ
この日 あたしはいつもの納屋で
猛と二人でいた
にきび面で茶髪の猛は学園で
一番背が高くケンカが強かった
子供心にあたしは
猛に気に入られていたら
自分の身は安泰のような気がしていた
そして
みんなの前では強くリーダー核の
猛が二人っきりの時はいとも簡単に
おとなしくなるのが愉快だった
「ねぇ ユカ・・・・
もっと広げて見せろよ」
「これ以上ムリよ 」
あたしはいつものように
猛の目の前で大きく足を広げ
猛の熱い視線に自分の
秘所をさらけ出して
なぜか頭の中では聖書の
くだりを暗証していた
この時の猛のあらゆる
興奮に応えるのが
なぜか自分が有利になったような
大切な存在になったようで
あたしは好きだった
なぜこんなことを
やりだしたのかはわからない
でも
あたしは自分を守ってくれる
何かが欲しかった
以前に一度
みんなで遊んでいる時に
不意に道端でころんだ時
そばにいた猛の視線は
あたしのスカートの
中にあったのを見逃さなかった
なので数日後
あたしは毅を誘って言った
「ねぇ 猛・・・・
パンツ見せてあげようか? 」
最初のコメントを投稿しよう!