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帰り道、胸が苦しくなる
あなたに恋したと気付いたときと
同じ胸の苦しみ
いっそのこと
これが恋だなんて気づかないふりをして
過ごしていればよかった
" どうして気づいてしまったの？─ "
" どうしてあなたと関わってしまったの？─ "
今更しても遅い後悔と
疑問で頭がおかしくなってしまいそう─
すごくすごく苦しくなって
わたしを探してくれないかな
なんて考えて
馬鹿みたいにソワソワして
彼女がいるんだからだめ
って言い聞かせる繰り返し。
こんなの恋をしてしまったのだから
しょうがない
無意識に通っていた道をまた戻って
図書館の方へ走り抜けていた
あなたを探しに、あなたに会いに。
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