1 月の夜、花畑の添い寝

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1 月の夜、花畑の添い寝

 この流浪の旅が永遠に続いたらいいのに。  いつかこの手は離れてしまう。  さらさらと砂は流れていく。零れていく。  「そのとき」は、きっともう美しいふたりのすぐそばまで迫っている――。
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