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「やめろー!!うわぁぁぁ!」
ドスンっ。
「痛ったぁぁい!」
見事にベッドから落ちて目が覚めた。打ち付けたお尻を右手で擦りながら立ち上がる。
「やっぱり夢かぁ…。そうだよなぁ。アタシが大賞なんかとれるはずないよなぁ。」
テーブルの上には書きかけの原稿用紙、
壁にかかっているカレンダーには15日に赤ペンで丸印があった。
「今日が締め切りかぁ…。ふぅ…。」
大きなため息のような深呼吸をしてペンを走らせた。そして【特別な一日】という小説を一気に書き上げた。
─「はい、カッァーート!!」
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