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俺は隼人からの攻撃をある程度かわすが、1発目の鳩尾への蹴りで思うように身体が動かない。
隼人「ちょこまかと逃げんじゃねえよ!!」
隼人がそう言うと鳩尾にもう1発蹴りが飛んできた。
こんな奴にまともにやり合ったところで逃げられるわけがない……。
なんとか対抗できないか……
俺は頭の中をフル回転させて周囲を見回した。
素手じゃ無理だ。
何か武器がないか……。
するとゴミ山の中に一本の杖を見つけた。
これなら使える!!
すると隼人の蹴りがもう1発飛んできた。
俺は食らったふりをして地面を転がり、ゴミ山に捨ててあった杖に手を伸ばした!!
隼人のかかと落としが容赦なく襲いかかる!!
俺は隼人の脛を目掛けて杖を力の限り振り翳した!!
隼人「イッテェ!!」
隼人がかなり痛がってる。
弁慶の泣き所とは言ったもんだ……。
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