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<語り部・中野広樹>
俺は典子と里紗に連れられ、裏山に連れてこられた。
その裏山には不法投棄のゴミの山がある。
そしてゴミ山の上にいるのはお調子者トリオ、瑠美、愛衣、このイジメの黒幕の女子、そして……
???「オイオイ、話が違うじゃねえかよ」
金髪にピアスの長身の男子生徒……。
広樹「隼人……。」
学校一の不良・三好隼人の姿だった。
広樹「まさかてめえら、隼人まで抱き込んでだんだな……」
典子「だったらなんなのよ!」
まさかこんな厄介な奴まで巻き込んでたとは…。
里紗「それで?正義のヒーロー気取りの広樹くんは千尋の代わりに遺骨を取り返しにきたワケね?」
里紗はそう言うと千尋の両親の遺骨を足で蹴飛ばした。
俺はその様子を見てはらわたが煮えくりかえる感覚に陥った。
広樹「テメェ…何してんだ…」
怒りで頭に血が登った俺は里紗に突進した…が…
隼人「そうくると思ったよ」
広樹「な!?」
俺はいつの間にか隼人に懐を取られていた!!
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