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忘れない、あの日初めて外に出た瞬間のこと。
空は曇りの予報が嘘かのように晴れていて、秋なのに暖かくて、優しい風が吹いていた。
たくさんパパとばあばに話しかけて貰って、寝てたけど笑って喜ぶあなたの顔。
やっと聞けた、おめでとうというお祝いの言葉。
これからずっとそばで守っていけることの安心感。
夜、あなたの寝息を聞きながら眠れることの幸せ。
泣いていても、それだけで愛おしい。
だけど、そんな幸せな日を迎えることが出来たのは、奇跡の積み重ねなのだと思う。
あの状態から、生きようとしてくれたあなたが起こした、大きな奇跡。
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