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壱くんのアイドル並みの人気を目の当たりにして。
私は毎日、1日を終える。
「...............今日、告白してた子、可愛い、かったな」
学校から帰宅してから。
私は自分の部屋のベッドに、
うなだれる様に顔を埋めて、呟いた。
後悔.........する前に、
壱くんち気持ちを伝えたい気持ちも。
もちろん.....................心の片隅にある。
素直に、壱くんの。
〝キミの1番になりたい。〟って。
伝えられたら良いのにって思うんだよ。
「..................壱くん、すき、だよ」
壱くんに言えない気持ちを、ポツリと呟いて。
私は、そのまま、
意識を手放した........................
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