120人が本棚に入れています
本棚に追加
***
あれからどれぐらい経っただろう......
なんだろ、凄く暖かい気がする。
パチリと目を開ければ。
目の前には、
大好きな壱くんの..................顔!?
「...............わぁぁぁぁぁ‼︎いっ、壱くん!」
脳みそに伝達するまでに時間がかかったけど。
私は慌てて、ベッドから起き上がった。
「ふぁぁ!おはよ、仁乃」
私とは対照的に、
眠たそうな目をゴシゴシとする壱くん。
「おっ、おはよじゃないよ‼︎
なんで私のベッドで一緒に寝てるの!?」
「.........なんでって、仁乃が寝てたから」
「あぁ、そっか、私が寝てたから............」
...........................って、ん?
待てよ............?
私が寝てたから、〝一緒に寝ましょう〟?
最初のコメントを投稿しよう!