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そう思い自分の力が何れくらいなのかパネルを出して見てみたら驚きの真実とともに今の魔王の記憶も取り戻した。
「…えっと…え?…嘘だろこの数字・・・!?…そうか!…俺は…なるほど道理でレベルもどのステータスも高いわけだ…あはは…」
パネルを見てみたら全てのレベル、ステータスが魔王だけあって高かった。
それにこの世に誕生した時から力が強く周りの魔物達は魔王にひれ伏していたのだった。
「ま、魔王なんだから…このぐらいのレベルがあっても不思議ではないが…かなり高過ぎのようにも思えるけどな…あはは…はぁ~…さてこれからどうするかな…」
自分の事をようやく思い出した魔王はこの先の事を考えていたらふと気づいた。
「…ぅ…ちょっと待て…魔王てことは・・・!?…俺…勇者とかに退治されなきゃいけないのか!…それはやだ!?…せっかく転生したのに勇者とかに倒されたら意味ないじゃんか!?」
そう魔王と言ったら勇者に倒されるのが当たり前なのでそれは免れなかった。
「…けど…穏便にするには…は!…人間を襲わなきゃ良いのか!」
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