Lesson.4

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学習した久住が、当然止めてくれるはずもない。下手とまではいかないのだが、思うようにいいところに当たらなくてもどかしい。 慎重な久住の指に「足りない」と言葉では言えなくて、多希は見つからないように腰を揺らした。 「あ、あっ……いいっ。あぁ……ん。きもちいい……もっと、久住さ……」 遠慮がちだった腰の動きは、快感を拾う度に大胆になる。 「あっ、あぁ……も、イく……。そこばっか……や……あ、あっ、ん……!」 多希の感じる場所を心得た久住の指が、そこばかりを擦る。 二度目の絶頂を極めた身体は重怠く、多希はしばらく上体を起こせなかった。 ぐったりと弛緩した両足を抱え上げられる。 すでに自身の下着を取り払った久住が、熱く滾ったものを、先ほどの準備で十分に柔らかくなった後孔へ宛てている。 ……と思ったら、離れていった。 「コンドームを用意してなくて……」 律儀な久住ならば、中断して今から買ってきそうだ。 当然、多希は許さない。腰の後ろに足を回し、挑発するように撫で上げた。 「いい……生でいいから。して……?」 冷静な久住の表情が、多希の一言で余裕をなくすのが分かり、愉悦で心臓が大きく跳ねた。 久住のペニスの先も、愛撫を受けた多希と同じくらいに濡れている。
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