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一夜の過ち的な?
水無瀬鈴葉は大学時代の友人久保山隼人の部屋に居る。
酔った勢いと言え約一時間前のあの自分はどうかしていたと思う鈴葉。
だが男性の部屋に自分の意思で上がりこんだ事実は受け止めている。
胸の内は複雑だがしかしもう決めた事。
腹をくくり迫って来る顔だけは良い隼人の口付けに応えていく。
「ん…、、」
隼人の両手に力が入り鈴葉の華奢な輪郭がグイッと引き寄せられる。
「ふぅっ…ん…、、」
鈴葉が吐息を漏らすとニヤリと悪戯に微笑んで鈴葉に言う。
「大分解れてきたな。目もトロンとさせちゃって可愛いじゃん。」
「…そ、そんな一々口に出して言わなくて大丈夫だから。恥ずかしい。」
「恥ずかしい?今から凄い事しようってのに?」
「なっ、何言ってんのよもうっ。そりゃあさっきはあんな…『果てる』とか口にしたけど…。」
「その…果てるとやらを堪能したいんだよな?」
───っ、、!?
鈴葉の細い体を隼人はヒョイッとお姫様抱っこしてベッドに運んで行く。
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