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第16話 初めての奉仕
「はむッ……ぺロ、ぺロ、ぐちゅ、ちゅぷ……」
涙目になりながらも、一生懸命に俺の指を舐める遊。その姿にゾクゾクして、全身に鳥肌が立った。
屈辱に耐えているような、でもどこか嬉しそうな遊の表情を息をのんで観察する。
やべえ……なんか、かなり興奮する。
俺は指を疑似フェラさせるように、ズボスボと遊の口に出し入れした。
そんな俺の意図が伝わってるのかいないのか、遊は唇を窄めて俺の指を奉仕している。
「はふ、グチュッ、ジュプッ、チュッ、ジュルッ……」
もはや何の抵抗もなく俺の指を音を立てて舐めしゃぶる遊。
相変わらず顔を赤く染めて、目は閉じているがうっとりとしているのが見てとれる。
「……エッロ……」
つい正直な感想が口をついて出た。
コイツ、まじで俺のこと好きすぎるだろ……
ああダメだ、もう我慢できない。
「……なぁ」
遊の舌の動きが止まる。
「お前って、俺のためなら何でもできんの?」
俺は遊の口腔内をひとしきり弄んだあとジュボッと引き抜き、おもむろに立ち上がった。
遊の口元からも涎が垂れていて、すがるような表情もたまらない。
遊は上目遣いで俺の顔をじっと見つめたあと、ゆっくりと頷いて肯定の返事をした。
「じゃあ、今度は俺のコレ……舐めろ」
俺は制服のズボンの中で、既に勃起していたソレを取り出した。
「……お前のせいだからな、なんとかしろ」
そう言って、遊の目の前にちらつかせる。大きく反り返ったソレは、今にも遊の顔に当たりそうだ。
「……っ」
さすがにマジのフェラは抵抗があるだろうが、今更拒否ることを許すつもりはない。
「あの、写楽……」
「あ?」
抵抗する気か? 何て言って舐めさせてやろうかな……そんなことを考えていたのに、遊の口から出た言葉は俺の予想を遥かに超えていた。
遊は薄めの唇を綻ばせ、期待に満ち溢れた目をして、
「写楽のおちんちん、僕が舐めていいの……?」
と、言った。
「……っ!!」
ヤバいこいつ。正真正銘ドMの変態じゃねぇか。
俺はたまらなくなって、遊の唇に擦り付けた。遊はそれだけで、ンッと声にならない色っぽい声を出して、赤い舌を出した。
上目遣いで先っぽに舌を添えている犬のような姿は、目眩がしそうなくらいエロい。
俺が命令してんだから答えなんて分かりきっているのに、俺の返事を待っているのか?
「いいぜ。好きなだけ、大好きなご主人様にご奉仕しろよ……!」
「はむっ! ンッ、ンッ、チュブッ、ジュプッ、レロレロ……」
俺がそう言った途端、遊はすぐに俺のチンポをくわえて舐め始めた。
「うっ……!」
突然の強い刺激に、俺の口からも声が漏れた。
生暖かくて涎でヌルヌルの遊の口内は気持ちよすぎて、腰も動きだす。
「ジュプッ、ジュプッ……ベロペロ、ヂュウゥ……ッ!」
遊は俺の足もとに跪き、俺のチンポに両手を添えて美味しそうに舐めている。
美味しそうにというのは俺の思い込みかもしれないが、遊を見てると本当にそう思えるから不思議だ。
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