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犯人
茂川 小池は学校に急いだ。
「小池君 佐藤君 入江君体育館に急ごう。みんなきっとあそこにいるはずだ」
小池と茂川は「埼玉県立南高校」の体育館に急いで向かった。
小池と茂川 佐藤と入江は息を切らしながら体育館に向かった。
「あれ？音無先生は？」茂川は言った「あれ？さっきまで僕と一緒にいましたが？トイレでもいったんでしょうか？」
「不味い体育館にいないとなるときっと三好一郎を探してるんだ。捜査班の人は三人体育館にいて先生達を守ってくれ、後の刑事達は急いで音無尊と成宮刑事を探してくれ！」
女性刑事の吉田陽子は「成宮刑事ですか？それに音無先生も？どういうことなんですか？」
茂川は言った「この一連の事件は十年前の事件から始まってる。音無尊がここに戻ってきた理由それは三好一郎に十年前の事件に似せて復讐する為だ！そして成宮刑事も三好一郎を探して復讐するつもりだ！早く見つけ出さないと三好一郎も息子の政夫も成宮刑事と音無先生に殺されてしまう。そして、三好一郎の弟を殺害した本当の犯人は成宮刑事か？音無先生なんだ」
側にいた石田健は言った。
「じゃあもしかしたら？野上先輩と田中刑事をピストルで撃ったのは？」
茂川は言った「そう、初めから撃つ事は決まっていたんだよ。野上先輩と田中刑事を撃ったのは成宮刑事そして、音無先生を逃したのも成宮刑事だ。成宮刑事と音無先生は初めから知り合いだった。
そして二人の復讐相手は野上先輩と三好一郎
なんだよ！とにかく今回の事件を三好親子にやるように仕向け最後に二人は三好親子を殺害するつもりなんだ。そしてもう一人まだ捕まってない犯人宮田真澄もまた近藤先生に復讐を遂げている。
そして宮田真澄や成宮や音無先生を言葉巧みに操り復讐をさせている黒幕は【桜瞳】と【立花春美】この二人だ今言った四人を急いで指名手配だ！三好親子が危ない。殺されるかもしれない」
捜査一課は四人を指名手配するように本部に連絡を入れた。
学校に隠れているだろうと思っていた音無尊と成宮刑事は見つからなかった。
数日経ったある日のことだった。
茂川の携帯が鳴った。
「えっ？それは本当か？何でそんなところに」
殺されていたのは三好親子ではなかった。
殺されていたのは音無先生と成宮刑事と宮田真澄だという知らせだった
茂川は「何で？三人が？十年前の緑ヶ丘高校の学校の跡地で殺害されてるんだ？あの三人は復讐する為に生徒達を犠牲にしていたはず、もしかして三人は誰かに命を狙われて逃げていただけなのか？脅迫されて殺害を繰り返していたのか？ますますわからないだらけだこの事件は」
「茂川刑事これが落ちていたんですが〜」
「えっ？これは〜私も桜瞳も立花春美も鈴木親子も勘違いしてたのかもしれない。本当の犯人の事を〜子供だから操られているんだ。父親に命令されているんだと勝手に思い込んでたんだ。
操られている振りをして本当は裏で操っている実行犯
立花春美も桜瞳も自分達のシナリオ通りだと勘違いしていたんだ。
野上先輩を殺すように仕向け近藤先生を殺すように仕向け時には飴の部分を見せて甘え、時には人の弱みを掴んで脅迫するように人を使う。
小池君 入江君 佐藤君本当の犯人は三好政夫だ」
小池刑事は「えっ？まさかそんな？操られていたんじゃなく操っていたってことですか？まだ子供ですよ」
茂川は言った「もう、高校生だ我々は高校生をみくびっていたよ。急いで三好政夫を逮捕する。三好政夫が犯人だとすれば三好政夫が次に殺そうと思っているのは一人しかいない。父親の三好一郎だよ」
捜査班は驚きながらも「わかりました」そう答えた。
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