猛勉強中!? ~ 真澄目線 ~

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引き寄せられ、身体が密着したら… お尻に何か、固い大きな物が当たった。 「コレ、何か分かる?」 「…何でしょうか? 懐中電灯位、ありますね」 「クッ、クク…懐中電灯、ね…」 要さんは笑って、大きな手で私のお腹を撫でた。 「その“懐中電灯”が、ミィの中に入るのだけど?」 「はわっ!?」 こ、これはっ…か、要さんのっ… 「『受け入れられる準備が出来なければ』と、言った意味。 これで分かったね?」 「ふぁ、ふぁいっ」 ああ、心臓がバクバクいってるっ。 「だから…沢山、お勉強しようね? 知識と練習を積んで、本番では問題が一切無いようにしよう。 俺に全て任せておけば、大丈夫…ね?」 要さんは、兎の耳を指でスリスリしながら… 加えて、息を吹きかけ話し掛けてくる。 又、ゾクゾクが身体を支配して、身体が思い通りにならないし… 返事にならない声を漏らしながら、頷くのがやっとだった。 「クスクス、イイコだね… 上手に感じられているよ」 …要さんの、その言葉を聞いた後… 私の意識は途絶えてしまった。 どれ位の時間が経過したのか。 …目覚めると、夕方だった(!?) 「気持ち良くイケて、お昼寝も出来て良かったね」 神々しい笑顔を向けてくる要さん。 いやいや…ちょっと、待って下さいね? 学園長室の応接用ソファーでっ、あんな事とかっ。 し、しちゃった挙げ句にっ。 夕方までグーグー寝ちゃうとかっ。 大概じゃないですかね!? 「うぁぁぁ…」
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