猛勉強中!? ~ 真澄目線 ~

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やらかした感、半端ないので。 暫くは頭を抱えてました… 「気は済んだ?」 済んだと言うか、自己嫌悪タイムは終了です… 今も絶賛、ダダ漏れ中と思うのですが。 要さんは全くもって、気にしたふうもなく。 神々しい笑顔で近付いてきて… ソファーに座らず、私の眼前で床に膝を付いた。 「明日も、お勉強するからね。 寝る前にキチンと“予習”をするんだよ?」 って、コミックを二冊、手渡してきた… 「ひゃぁ!?」 その表紙を見るなり、思わず素っ頓狂な声が… そのコミックって、“TLコミック”なんだもの… 「分かりました、のお返事は?」 意地悪な笑顔が見詰めてくる。 「わ、わかり、ました…」 男の子から、こんな物を手渡されるとかっ。 物凄く恥ずかしいのですが!? なので、小さな声のお返事に。 それでも要さんは満足げな笑顔で。 「うん、イイコだね」って。 “教科書”“予習”…そして、“お勉強”。 学校に相応しそうなワードですが、内容は… 「こう言う事を、学校でっ… し、しかもっ“学園長室”でとか、もっ、問題では?」 幾ら…ね、要さんを支える為に必要だとは言っても。 ちょっと、場所を考えた方が、ね? そう、思いませんか? と、思ったのだけど… 「ほぅ…ミィは、“公開羞恥プレイ”が好みなのか?」 「ひぃ!?」 返ってきた要さんの言葉が超絶、斜め上過ぎて… しかも突然、“魔王様モード”!?
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