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モガの葬列 透間譚
──大正十年某日。
赤門の前に降る銀杏の雨は、高下駄の歯で飴細工の様に割れて砕けた。
それは日々に降り積む断片と同じ、甘くて苦い音であった。
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此方は幻冬舎ゴールドオンライン話題の本.com連載『モガの葬列』『モガの葬列ー医者の紙花ー』の番外編集です。
■注意:
・本編未読OKですがネタバレ含みます
(単体の短編/掌編作品として読書可仕様)
・たまに本編干渉なし、フライング描写あり
■関連作品:
『モガの怪奇』 不思議〜意味怖まで。1頁掌編集
https://estar.jp/novels/26075493
『モガの戯言』 イメージイラスト置き場
https://estar.jp/novels/26066944
『FA Museum』 ファンアート展示場
https://estar.jp/novels/26081304
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■関連リンク
『モガの葬列』前作 (幻冬舎サイト)
https://wadainohon.com/shosetsu/no-39/
『モガの葬列ー医者の紙花ー』 *連載中*
https://wadainohon.com/shosetsu/no-46/
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※この物語はフィクションです。 劇中に登場する個人名・地名などは架空のものを含みますが、大正という近代日本の歩みを広く知って頂く入口となることをテーマとして事実に基づいた表現を心がけています。 フィクションとしてお楽しみください。
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