23人が本棚に入れています
本棚に追加
「…Kazuki turned his face pale when I told that. You know., his car is Moris.」
(…俺の兄貴にこの話をしたら真っ青になってたわ。あいつの車、モーリスだからな)
「Oh…」
(へ、へえ…)
いたずらっ子のような笑顔をみせた智樹に、エドワードは苦笑いをした。
和樹の愛車であるモーリス・マイナーは、ミニ・クーパーと技術者が同じであることから、形が似ているのである。
二人がとりとめもないことを話して石畳の道を進んでいくと、街の中央にそびえる時計塔、『カーファックス・タワー』に突き当たった。
最初のコメントを投稿しよう!