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あれはいくつの時だったか。
幼い頃の僕はある事実を知って愕然とした。
「今日は僕の誕生日だけれど、明日も明後日も明々後日も、誕生日の人がいるって本当?」
「しかも、一日に何人もいるの?」
「この世には、そんなにたくさんの人がいるんだね。」
ワクワクする誕生日だから、毎日が誕生日だったらいいのになって思ったこともあったけれど。まさか本当に、誰かの誕生日だったとは思ってもいなかった。
毎日が誰かの嬉しい日だったんだ!
驚いたけれど、素敵なことだって幼い僕は思ったんだよね。
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