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第四話『協力したからこそ』
💙:あれが、杏花ってヤツか…俺らで、アイツをひきつけて、杏花を救う
ぞ!!
💚:は…!?
💙:アイツは俺らに気を取られてるすきに、桜琴達に杏花の背中にある、羽
を取ってもらうんだよ!!
💚:急に何だよ…
💙:良いから!!今、動かないと…もう手遅れになるぞ!!
💚:…分かった…行くぞ!!
タッタッタッタ👣
🖤:遊ぼ…遊ぼ…!!
タッタッタッタ👣
💜:ちょっと何やってんの!?
💖:多分、准君達は、あの女の子をひきつけてるんだよ!
💜:は?何で?
💖:杏花を救うためだと思う…!『アイツが、俺らに気を取られているうち
に、うちらが羽を取れ』って…准君が言ってる気がするの…。
💜:…行こ。
💖:うん。
タッタッタッタ👣
💖💜:(もうすぐ…!!!)
パッ
💖💜:出来た…!!
💛:桜琴…?咲希…?何でここに…?あの時、私はあの女の子に捕まって…
💜:…実は、杏花があの女の子に捕まってからの事なんだけど…
💛:…え…じゃあ、あの兄弟は、私のために…?
💜:そういう事。
💛:嘘…私のせいで、二人が捕まったらどうしよう…!!
💖:大丈夫だよ。とりあえず、落ち着いて。その間、私達は、箱を探して
よ。
💛:…うん。
数分後…
💛:全然無いよ〜…こんなに見つからないもんなの?
💜:こんな広い公園に、たったの二つしか無いんだから。しょうがないで
しょ。
💖:そうだね〜…
その時…!!
💚:君達!!!!!
💖:氷空君…?って、准君は…?
💚:捕まってしまった…
💛:嘘…私のせいで…
💚:ううん、杏花ちゃんのせいじゃないよ。
💜:そうだよ。また准を救えば良いじゃん?ね?
💖:うん!
💛:…(泣)ありがとう…!!
💚:…で、これ…
💖💛💜:え…?暗号の紙が入った箱…?
💚:息ぴったりだねw
💖💛:(笑)
💜:…それは、昔からの…友達だから!そ、それより!何でこの箱がある
の?
💚:僕と准があの女の子に追いかけられてる時、偶然暗号の紙が入った箱を
見つけたんだ。でも、今は、あの女の子から逃げることが先だと思って…
でも准が、『今、その箱を見逃したらダメだ。俺が引き付けるから、お前
はそのうちにその箱を持って逃げろ!!』って言われたんだ。
…僕は戸惑ったけど…逃げたんだ。
💖:そっか…。
💜:…でも、箱を一つ見つけられる事が出来て…良かった。准も、良いやつ
だなって、改めて実感した。協力したからこそ、杏花を救えたんだね。
💛:そうだね。
💚:とにかく…後、箱一個見つけよう。准は…見つけてからにしよう。
💖💛:うん!
💜:……ちょっと待って…。後、一個の箱…あの女の子が持ってるかもしれ
ない…。
💖💛💚:え…?
ーー第五話完結ーー第六話へ続くーー
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