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第五話『脱出するには』
💚:ど、どういう事なの?
💜:最初、女の子に追いかけられてる時に、何か手に箱を持っていた事に気
づいて…
💖💛💚:…あ!!
💛:確かに…!私が捕まった時に見たんだけど…箱を絶対離さない感じで
持ってた。
💚:って事は、絶対にここから出られないようにしたいって思ってるって
事?
💜:多分…
💖:女の子が持ってたんじゃ…どうしようも無いよ…
💛:皆…!見て。
💚:…?糸?
💛:今日…いや、もしかしたら昨日になってるかもしれないけど、家庭科の
授業で…
ーー家庭科の授業の終わり寸前ーー
💛:あ、糸入れ忘れちゃった…でも、自分の家庭科用バックは、もう先生に
預けちゃったし…今、返してもらうにもあれだしな〜…家に持ってかえ
ろ!
そう思って、私は服のポケットの中に糸を入れた。
でも、その日の夜、糸を出すのを忘れてしまった。
ーーーーーーーーーーー
💛:これを使って、仕掛けを作れないかなって…まあ、無理か。ごめんね!
💚:いや…その案良いね。
💜:うん。結構糸あるし、色々仕掛け作れそう!杏花ナイス!
💛:え?本当?良かった〜!
💖:杏花、ありがとう!
そして私達は…最後の箱を取るため、准を元に戻すための、仕掛けを作り始めた
30分後…
💖:ふぅ…出来た…!
私達は、その仕掛け?を作る事に成功したのだ!
💚:コース確認をしよう。まず、女の子を呼び寄せる。もちろん、糸のある
所までね。そしたら、糸で転ばせる。そのうちに、俺と桜琴ちゃんで、箱
を取る。そしたら、咲希ちゃんと杏花ちゃんで、准をもとに戻す…
💖💜💛:うん…
💚:次に、俺があそこの大きな木の所まで、引き寄せる。俺に集中してる間
に、後ろから、その三人で、バレないように近づいて、ロープで縛ってく
れ。縛った後に、五人で脱出だ!!
※以下作戦の図
💜:作ってみたのは良いものの…本当に大成功するのかな…?
💛:迷ってたら、いつまで経っても、脱出出来ないよ!
💚:大丈夫。上手くいく。
💜:…分かった。作戦通りやろう。
💖:じゃあ…位置について。作戦…実行!
💛💜💚:うん!!
💖:せーのっ!!
💖💛💜💚:おーーーい!!!!!!
ーー第六話完結ーー第六話へ続くーー
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