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最終話『女の子の願い』
💙:アイツが来る!早く逃げるぞ!!
💛💜:うん!!
タッタッタッタ👣
こうして、私達5人は、この不思議なゲーム・この不思議な公園から抜けだす事が出来たのだ!
💙:脱出口の中に、コイツ入れないんだな。wwクソガキが!ww
🖤:……遊びたい…遊びたい…
💖:そういう事言うの…やめなよ…
💙:は?
💖:ねえ、君。お名前はなんて言うの?
💜:ちょっと!桜琴、何聞いてるの!早く行こ!!
🖤:れな…
💛💜💙💚:え…?
💖:…そっか。可愛い名前だね。
🖤:…
💖:ごめんね。逃げたり、痛い思いさせちゃって。ねぇ、れなちゃんの過去
に辛い事があったんでしょ…?教えて欲しいな。どうして、そんなに遊び
たいの?
🖤:病気…で…遊べ…なかった…そのまま…眠っちゃったんだ…
💛💜💙💚:…
💖:だから、遊びたいって私達に言ってたのか…じゃあ、一緒に遊ぼっか。
🖤:え…?
💙:おい!何言ってるんだよ!バカなのか?コイツと一緒に遊んだr…
💖:もう、公園に閉じ込めたり、私達をおかしくしないよね…?
🖤:…うん…ごめん…ね…(泣)
💖:泣かないで…!ほら、遊ぼ。杏花達も、遊んでくれる?
💛:もちろん!もうちょっと、体動かしたい所だったし!
💚:僕も。何をして遊ぶ?かくれんぼ…とか?
🖤:私の夢は…鬼ごっこ!鬼…ごっこ、やりたいな。
💚:そうか!じゃあ、念願の夢、今からやろうか!
🖤:うん!
💖:咲希も、准君も…遊んでくれる?
💜:…仕方ないわね。
💙:俺の本気を見せつけてやろうか。
💖:…ありがとう!
そうして、私達は疲れる…いや、倒れちゃうくらいまで、いっぱい遊んだ。
数時間後…
🖤:はあ〜!楽しかった!…寂しいけど、もう行くね。
💛:えっ。どこに?てか、どこでも良いから行かないでよ〜!まだ遊ぼう
よ!
🖤:私の夢叶えられたから、もう良いかな。皆も、もう疲れたでしょ?後、
戻らないといけないし。
💙:そうだけど。最後なんだし、まだ遊ばねぇと、もったいねぇよ。
💚:まだ遊び足りないよ。
🖤:…ううん。もう良いの。皆…ありがとう!(泣)
💜:…私達も楽しかったし、こちらこそありがとう。
💖:来世は、元気に過ごしてよ!
🖤:うん!!じゃあ、バイバイ!
💖💛💜💙💚:バイバイ!!
そして女の子は、ゆっくりと消えてった。
数年後…
💖:名前、どうする?
💙:女の子だから、『れいな』ってのは、どうだ?
💖:それ、あの子にかけたでしょ。
💙:wwバレたか。
💖:あんな事がなかったら、私達結婚して、子供産んだりしてないよね。
💙:あの子に感謝という意味も込めて、『れいな』が良いと思うな〜。
💖:(笑)そうだね。そうしようか!
この二人はまだ知らないのです。『れいな』と名付けた女の子が、過去にあのゲームを巻き起こした子という事を。
この二人の子なら、いっぱい遊べる元気な子になりそうです。
ーー最終話完結ーー最後までありがとうございました!ーー
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