そして、また夜がやってきた

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 長椅子で寝るという手もあるが、装飾激しい椅子は寝心地はよくなさそうだ。  アローナは少し迷って、ジンと同じ寝台の端で寝ることにした。  幸い、転げ回って遊べそうなくらい寝台は広かったからだ。 「おやすみなさい」 とアローナは眠っているジンに言い、枕許のランプを消すと、自らも目を閉じた。
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