限りなく黒に近いグレーな告白

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「じゃ山川君、下へ戻ろうか」 「はい」と答えてから、タクミに、 「じゃ、頑張ってね」 「よい。告白してくれて、ありがとうございました」  そして父親と階段を下りながら、山川は、 「こんな、限りなくグレーの告白‥‥ま、いいじゃん」  と、つぶやいていた。 ――おしまい――
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