1月24日

1/1

7人が本棚に入れています
本棚に追加
/21ページ

1月24日

今日も体調を万全に戻す為、子の1人がお休み。朝からフリーだったはずのS君との密会が叶わず、少し落ち込む勝手な私、、。いつもよりゆっくりめな朝電話の後、子がかなり元気有り余っているため、少し外へ出ることに。カラオケでストレス発散したがっていたので、行き先はカラオケに。S君にも声をかけ、突然の子との初対面スタート。末っ子とは何度か会っていて、子の扱いは上手だなと思っていたが、真ん中の子は小さい頃から男の人が得意ではなく、少しの不安を抱えていたが、意外にもきちんと挨拶をし、緊張する様子もなくカラオケを楽しんでいた。私もS君も勿論歌ったが、隙を見てはキスしたり手を絡め合ったり、服の中に下から手を突っ込まれ、乳首を弄ばれたり、、こんな状況で、と焦りながらも反応してしまう身体が恨めしい。 カラオケを終え、昼食を摂りにいっちょうへ。席が対面だった為、さすがにここではちょっかいは出されず、S君と初の絵しりとりを楽しんだ。また宝物ができたーと、途中で終えたメモ用紙を大切にしまう私。いつかこのやりとりを懐かしく思う時、隣にS君がいますように、と心から願う。ちなみに子は、私のスマホを使い、インスタで様々な投稿に、いいね!をつける作業に没頭していた。昼食を終えて、子の体調も考え解散。別れ際、軽いキスだけなのが寂しい。本当は潰れそうなくらい、きつく抱きしめて欲しい。息もつけないくらいのキスも、口を押し付けすぎて、唇の内側が傷だらけになってしまうくらい痛く、深く、してほしい。でも、我慢、我慢の時。夕方、登園している子のお迎えの時にタイミングが合えば会おう、と、少しの希望を約束し、家路についた。 16時、S君と会えるタイミングを得て飛び出す。休んでいる子の監視役は勿論セットしてきたので、安心して待ち合わせ場所へと車を飛ばす。タッチの差で遅れてしまったが、コンビニの駐車場に停まっている車を見て、既に胸が高鳴る。隣に車を停め、S君の車の助手席に、お邪魔しまーす、とお決まりの台詞を言いながら乗り込む。おかえり、と目の前にS君の顔。ただいま!と喜び全開で抱きつく。と、すぐに唇を塞がれ、んんんん、と微弱な抵抗をしながらも、すぐに脳内がふやける。舌先を擽ぐられ、深く絡められ、ぐちゅぐちゅと響く音に、耳からも攻められているような感覚が襲う。いとも容易く何度かイカされ、ようやく唇が解放される。昼間、物足りなかったでしょ?と、ニヤッとされ、図星のあまり何も言い返せず、もぉ!と思わず小突いてしまった。トラックのお兄さんに見られちゃうね、と囁くS君の言葉に窓の向こうを見れば、駐車しているトラックの運転席に人影。途端に恥ずかしくなり、そっと密着させていた身体を離そうとすると、ぐっと引き戻され、再び重なる唇。気がつけば胸も弄られ、もうされるがままの私。見られながらいっちゃうねー、と、攻める手を止めないS君。見てない、こっちなんて見てない、と必死に頭の中で否定しながらも、でも見られてたら?こんな羞恥な自分を、他人に見られてたら、、恥ずか死ぬ!!と、軽いパニックに陥る。刺激を与え続けられる身体に、私の声は届かない。勝手に感じて、勝手に達してを繰り返す。少しの理性が、たまに手で拒もうと動くが、そんな抵抗を軽く上回る快感によって、綿毛の如く吹き飛ばされる。気持ちいい、でも、でも、あーーーー、、。 繰り返しイカされ、呆然とする。そんな私を嬉しそうに見ながら、もぐもぐする?と、更なるトンデモ発言をするS君に、えっ、今ここで?!と、気が抜けた頭でも、驚いて彼を見つめた。本気の目だー、この人ガチで言ってるよー、と、私の中の私が警鐘を鳴らす。フリーズした私に、膝掛け上にかけてあげるから、ね?とニッコリ微笑むS君。いや、笑顔は最高だけど、公然猥褻にならない?見つからない?と不安しかない。それでも、S君の嬉しそうな顔と、自分の欲に流される形となり、私は運転席に身体を傾け、ズボンに顔を近づける。ベルトを外すのか尋ねると、チャックを開けてそこからでいいとのお言葉。それでは、、と、ゆるゆるとチャックを下ろし、手を挿し入れる。しかしトランクスに慣れてないからか、仕組みがイマイチ分からない。家のバカ(夫)が、ボクサーブリーフ愛用者なのが仇となった。初めてブラジャーを前にして、ホックが外せない男子みたいだな、と笑いながらS君が自分で手を突っ込む。なんか、例えが上手いな、とクスリと笑ってしまう。用意ができたS君が、周りから見えないように膝掛けを自分にフワリと掛け、ほら、おいで?と、私に入るよう促す。おずおずと頭を膝掛けに突っ込むと、目の前にこんにちは状態のs君。今いる場所が場所だけに、見慣れた部位でも気恥ずかしさが増す。そっと口付けると、ぴくりと反応するS君。急激に愛しさが込み上げて、そのままパクリと奥まで咥えた。ペロペロぐちゅぐちゅと、匂いや味や口の中の感触を堪能しながら、不思議と自分の身体も疼く。S君が乳首を捕らえてきて、尚更ビクビクと反応する私。こんなの、イッてしまうに決まっている。意地悪、、と思いながら、与えられる気持ちよさに身を委ねつつ、夢見心地で咥え続ける。その上、頭をぐっと押さえつけられ、喉まで侵蝕され、息することもままならない。ぐっ、うぅ、、と、苦しみながらも与えられる快感に、苦しみまでもスパイスになり、私は情けないくらい簡単に導かれ続けた。何度達したかも分からないが、さすがにイキすぎてしんどくなってきた私は、膝掛けから顔を出した。視界に入った空は既に薄暗く、帰らなければいけない時間だな、と認識した。S君も勿論理解していて、帰らないとね、と声をかけてくれる。なんだか中途半端な状況に、悶々とする脳内。職業病などと認めたくはないが、咥えておいてイカせてないのが、まず納得いかない。自分が刺激を与えて勃たせたのなら、最後まで責任を負うべきだ!という思いを、私が胸に抱いているからである。しかし時間は無常にもどんどん進んでいく。迎えを待つ子のことを思えば、帰らざるを得ない。ありがと、気持ちよかった、と微笑まれると、自分だけイキまくった罪悪感に苛まれる。中途半端でごめんね、と謝ることしかできない自分が情けない。あれだけ気持ち良くしてもらったのに、疼き続ける自分の身体に腹が立つ。名残惜しさに、少しだけ深いキスを何度か交わし、今日は別れた。生理中だからだろうが、自分の体液が後から後から溢れ出て気持ちが悪い。帰りもまた電話をつなぎ、S君は自宅へ、私は子の迎えへ、それぞれ向かうのであった。 今日はS君とカラオケでサウダージを一緒に歌わせてもらえて、すごく嬉しかったな。ハモリが上手で、音が気持ちよかったなぁ。 明日もS君に会えますように。
/21ページ

最初のコメントを投稿しよう!

7人が本棚に入れています
本棚に追加