1章半妖の子

2/7
1人が本棚に入れています
本棚に追加
/40ページ
10歳の頃にからある物が見えていた 京都の田舎で父と幼い頃に俺。天堂夜空と妹の星(あかり)は大きな屋敷に連れてこられた 沢山の大人たちがいつも集まる 父「夜空、星。ここの屋敷にいてくれ 絶対に外には出ていけないよ。わかってるね?」「「うん!」」父は頭を撫で 屋敷の中へ。 俺と星は双子の兄妹で双子でも性格は違う 俺は信じやすく明るい。妹の星は人見知りで 家族、俺たち以外は話すことがない 母は病気で寝ていること、母の部屋に入るなと言われていた。 大きな庭、池もあり、綺麗な場所 二人で歩いていると星がピタリと、止まって。俺に抱きついてきた、 「星。どうした?」ここに来るといつも何かに怯える 「にい、…「何か」いる」妹の目線の先 何かが見えた。俺たちを囲むように 何か…手を…お守りのケース 父が常に持つようにと霊符 「星。霊符、とれる?」 あかりも取り出す 「にい、」 見よう見まねで霊符をとる 二人で手を握る 「ー!」体が熱いような、何かが溢れ そこで意識が途切れた 気がつくと、家の部屋にいた 「にい、…よかった…っ」「夜空」 泣く星と父がいた。 父からは庭で寝てたと言われた 遊び過ぎたのかな?と思ってた その日から俺と星は変わった 小学校のマラソンでいつもより早く走れるようになっていた。 それだけじゃない。髪色が茶髪になり 目付きが鋭くなった。 さらに帰り道に今まで見えていないはずの お化けが見えた。小学校から帰宅後父に話してみる 「俺…」「二人とも、来なさい。」 父に言われ、父の部屋に呼ばれ 正座する。父からは緊張感が伝わる いつもと違う。父の前に座り正座をする 「お前たちは普通の子供とは違う。私の陰陽師の力とお前たちの母、九狐の妖怪の血が受け継がれた子供、「半妖」なんだ。」 「は、半妖!?」「わ、私とにいが?」 父の目を見ると、真剣な眼差しで見る
/40ページ

最初のコメントを投稿しよう!