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弟の二郎は、その女なんか怪しいと言ったけど、いきさつを話すと、兄貴が自分アピールしすぎたんじゃ?優しくしたんじゃ?ということになった。そうなのかよくわからないが、二郎は女の子とよく遊んでるし、そうなのかもしれない。苗字は変えたいと言うのを伝えたら、ずるい、俺も変えたいと言ってきた。養子はさすがに無理だなぁ。
四季さんを二郎と会わせると、なかなかレベル高い女だなと言った。本人の前で言ってしまうのは、二郎の素直さである。しかし、四季さんは女遊びしてそうと二郎に言ったのだった。二人とも素直すぎる。よって、あまり仲良くはしてくれなさそうだ。
四季さんのご両親は、勝手にしろと野放しな感じであった。野放しなのに関わらないといけないのは、ちょっと可哀想だ。俺は両親にもう、二度と会いたくもないから。
そんな感じで四季さんと結婚して、仕事熱心な四季さんであったけど…。ご両親に子供は?と言われて「今作ってるとこ!」などと勝手に言った後にすぐ作った。四季さんはいつだって自由だ。
だから自由な設計が売りの我が社である。
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