銀行員

5/6
前へ
/31ページ
次へ
弟の二郎(じろう)は、その女なんか怪しいと言ったけど、いきさつを話すと、兄貴が自分アピールしすぎたんじゃ?優しくしたんじゃ?ということになった。そうなのかよくわからないが、二郎は女の子とよく遊んでるし、そうなのかもしれない。苗字は変えたいと言うのを伝えたら、ずるい、俺も変えたいと言ってきた。養子はさすがに無理だなぁ。 四季さんを二郎と会わせると、なかなかレベル高い女だなと言った。本人の前で言ってしまうのは、二郎の素直さである。しかし、四季さんは女遊びしてそうと二郎に言ったのだった。二人とも素直すぎる。よって、あまり仲良くはしてくれなさそうだ。 四季さんのご両親は、勝手にしろと野放しな感じであった。野放しなのに関わらないといけないのは、ちょっと可哀想だ。俺は両親にもう、二度と会いたくもないから。 そんな感じで四季さんと結婚して、仕事熱心な四季さんであったけど…。ご両親に子供は?と言われて「今作ってるとこ!」などと勝手に言った後にすぐ作った。四季さんはいつだって自由だ。 だから自由な設計が売りの我が社である。
/31ページ

最初のコメントを投稿しよう!

8人が本棚に入れています
本棚に追加