るかの挑戦

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学校帰りにハローワークに行ってみた。夜間のアルバイトは給料高いけど、飲食店で働くのは気が引ける。もし、先生に見つかったら親にすぐ話されてしまうから。 「君、夜の仕事探してる?」 同じ掲示板を見てた人が話しかけてきた。ちょっと若そうな男の人だ。 「はい。…飲食店意外を探してます」 「いい仕事あるから紹介するよ。早速今日からやる?」 「え?」 「君かわいいからモデルになってよ」 も、モデル? わけもわからないけど、ついて行った。 思ったより遠くまできてしまったけど… なんのモデルなんだろう? 「ほら、これがモデル仲間」 「なにその若い子ー」 「学生じゃん」 私より年上の人たちが、部屋でくつろいでいた。 「さ、君もここで待ってて」 すぐ出て行っちゃった。 「あたしらなにするのかわかんないんだけどー」 「モデルなんですよね?」 「は?知らないし」 みんなよくわかってないみたい。部屋でしばらく待っていたら、先程の人がようやくやってきた。 「更衣室に案内するから」 お着替え? 「ロッカー置いてあるのに着替えて。もう客入るから急いでくれよ」 ぱちくり。ロッカーには黒い服が。なにかな? 「え、ムチとかあるんだけど」 「えーなにこれー」 これ、猫の仮面?目が見える?変なの。
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